
頻度とか光の強さとか最初は全然わからなかったなぁ

今回は、初めての方でも効果的に脱毛できる最適な施術頻度についてお話します

毎日使えば早く抜ける?
早く効果を出したいからと毎日のように脱毛器を使う方がいらっしゃいますが、過度な使用は肌トラブルを招くだけでなく、あまり意味がありません
最適な頻度を把握して計画的に脱毛を行うことが大切です
毛が抜ける仕組み
こちらのブログで使用しているセルフ脱毛器は、多くのエステサロンで採用されている光脱毛と同じです
光脱毛とは、毛の毛根部分に光を照射して毛の生える働きを抑制する脱毛方法です

毛根の一番下の部分「毛球」に光を当て、毛の成分であるタンパク質を固めてしまいます
「毛球」とくっついている「毛乳頭」という部分から毛へと栄養が運ばれますが、毛球が固まってしまったことで栄養を運ぶことが出来ず毛の成長が抑制され、結果抜けるという仕組みです
働きが抑制された毛は、その後2~3週間ほど経つと自然と抜け落ちます
とても簡単な仕組みですが、こちらは光をあてるタイミングが重要です
なぜなら、毛の成長サイクルによっては全く効果のない場合があるからです
この成長サイクルのことを毛周期と呼びます
毛周期って?

毛周期(毛の成長サイクル)は、上記のイラストのように変化します
「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」のサイクルを繰り返しています
この中で、脱毛に一番適しているのが「成長期」にあたる期間です
先ほど見ていただいた図の中にあった、毛球と呼ばれる部分の色素量が最も高く、光脱毛の効果を最も発揮できる時期なのです
この「成長期」さえ分かれば脱毛する時期も分かるのでとても簡単ですよね
しかしこの毛周期は部位ごとに異なるだけでなく、毛穴一つ一つでもそのタイミングは異なります
全ての毛が一斉に生えて一斉に抜けるということはあり得ませんので、自分で周期を把握するということはまず無理と言えます
なんでエステは3ヶ月に1回のところが多いの?
一般的なエステサロンでは、3ヶ月に1回の頻度で脱毛を行うところが多いようです
人によっても、部位によっても、毛穴によっても違うはずの毛周期ですが、なぜエステサロンでは3か月というスパンで脱毛を行うのでしょうか
こちらの表をご覧ください
部位 | 成長期 | 退行期&休止期 |
ヒゲ | 4ヶ月~1年 | 1ヶ月 |
ワキ | 3~5ヶ月 | 3~5ヶ月 |
腕 | 3~4ヶ月 | 3~4ヶ月 |
VIO | 1~2年 | 1~1年半 |
ひざ上 | 3~4ヶ月 | 3~4ヶ月 |
ひざ下 | 4~5ヶ月 | 4~5ヶ月 |
部位ごとに大きく毛周期が異っていることが分かると思います
ですから、本来であれば部位ごとに施術日を分けその都度来店してもらうのが良さそうですが、そうすると料金も高くなり来店回数も増えるため、お客さんの負担が増えてしまいますよね
また、エステサロンで使用している脱毛器は、家庭用脱毛器より光の出力が高く、あまり頻繁に使用していると肌荒れのトラブルを引き起きてしまう可能性があることも要因の一つです
そこでエステサロンではどの部位でもある程度の効果が見込める「3か月」という期間を設定して施術を行っているのです
家庭用脱毛器は効果が低い?
エステサロンの脱毛器の方が光の出力が高いとお話ししましたが、家庭用脱毛器は効果が無いということではありません
もちろん出力の限度はエステサロンにかないませんが、その代わり頻度やタイミングを自由に変えられることで、エステサロンと同じかそれより高い効果を生み出すことも可能です
先ほどお話ししたように毛周期を正確に把握することは無理ですが、頻度を増やすことでより多くの毛にアプローチすることができるようになります
どんな頻度でやれば効果的?
夫が実際3年間脱毛した中で、最も効果を感じたのがこのような脱毛サイクルです

分かりやすく1月1日に1回目の照射をした場合で説明します
1回目:1月1日
2回目:1月4日~1月8日
一度目の照射から3~7日の早い段階で2回目を打ちます
3回目:1月20~26日
その後、様子を見ながらさらに2~3週間に3回目を打つというサイクルです
3回目を照射する時点で、1~2回目に照射した毛がスルッと抜けてきます
その際は、毛を無理に引っ張って抜かないように気を付けましょう
3回目を終えてからさらに3週間ほど経つと、3回目に照射した毛が抜けます
そしてまた新たに伸びてくる毛がありますので、上のサイクルで繰り返し行っていきます
もう一度毛周期の表をご覧ください
部位 | 成長期 | 退行期&休止期 |
ヒゲ | 4ヶ月~1年 | 1ヶ月 |
ワキ | 3~5ヶ月 | 3~5ヶ月 |
腕 | 3~4ヶ月 | 3~4ヶ月 |
VIO | 1~2年 | 1~1年半 |
ひざ上 | 3~4ヶ月 | 3~4ヶ月 |
ひざ下 | 4~5ヶ月 | 4~5ヶ月 |
こちらの表からも分かる通りVIOやヒゲは毛周期が長いので、もう少しスパンを長めに設定しても良いかもしれません
効果が見えるのが他の部位より遅いですが、あきらめずに頑張りましょう
ヒゲについては退行期~休止期が1か月程度と短めなので、成長期に光を当てるという点にいおいては他の部位より優位かもしれません
家庭用脱毛器とはいえ、このようなサイクルで脱毛を行うと多少なりとも肌に負担をかけてします可能性があります
そのため、照射前の冷却、照射後の保湿、日焼けの防止は徹底して行うよう心掛けてください
まとめ
今回は家庭用脱毛器でセルフ脱毛を行う場合の最適な頻度についてお話ししました
セルフ脱毛は効果的な頻度や効果のある機材を使用すれば必ず効果がでます
脱毛に興味のある方、脱毛中の方の参考になればうれしいです
最後まで読んでいただきありがとうございました
記事を読んでわからないこと、実際に脱毛中で疑問が湧いた方はお気軽に問い合わせよりご連絡ください
私たちの体験談をもとに、一緒に解決していきましょう!
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